女性登用 比率決め公開を…手始めに朝日新聞社から

平成25年5月12日朝日新聞 10面

女性の登用  目標決め、公開しては


性別で分け隔てることなく人を育て、登用する。
働く場はそうでなければ。

男女雇用機会均等法施行後4半世紀、11年調査では、民間企業課長職以上のうち女性は7.2%にとどまる。

上場企業役員に一定以上の割合を置く義務制度が欧州各国にも広がる。
ノルウエーでは男女それぞれ40%以上がルール。

日本でも手始めに、企業はいつまでに何人の女性を管理職に登用していくという目標を定め、達成状況を公開してはどうか。

字際のところ女性役員比率高い企業の方が市場でも評価が高い。
女性登用に積極な企業は、政府あげて後押しすべきである。


朝日新聞社役員構成で24人中、女性は?%


社主 村山 美知子
社主 上野 尚一
取締役会長 秋山 耿太郎
代表取締役社長 木村 伊量
常務取締役(製作担当、東京本社代表) 宮田 善光
常務取締役(販売・教育事業担当) 飯田 真也
常務取締役(広告・出版事業担当) 和気 靖
取締役(財務担当) 小畑 和敏
取締役(大阪本社代表、大阪中之島新ビル建設担当) 横井 正彦
取締役(管理・労務・年金改革・コンプライアンス担当) 佐藤 吉雄
取締役(デジタル事業担当) 大西 弘美
取締役(経営企画担当兼社長室長) 藤井 龍也
常勤監査役 檜山 隆
常勤監査役 後藤 尚雄
監査役 冨山 和彦
監査役 北澤 晴樹
監査役 安田 隆二
上席役員待遇(コンテンツ統括・編集・国際担当) 吉田 慎一
役員待遇(名古屋本社代表) 高橋 順二
役員待遇(西部本社代表) 宮川 政明
役員待遇(企画事業担当兼企画事業本部長) 町田 智子
役員待遇(広報・ブランド推進・環境担当) 喜園 尚史
北海道支社長 増井 一実
役員待遇(論説主幹) 大野 博人
■2013年4月1日現在


女性登用どころではない朝日人事争い


朝日新聞社とテレビ朝日系列が「微妙な関係」になっているため、昨年、朝日新聞社長に就任した木村伊量氏が役員人事で苦労している。
これは、朝日新聞経営トップ層がコーポレートガバナンスに関して理解不足であるがゆえに起きている「災難」でもある。

 朝日新聞の一部経営層は現在、危機感を抱いている。
「2012年度は広告の出稿額で読売新聞に初めて負けそう」(関係筋)だからだ。これまで朝日新聞社内では「部数では読売新聞に歯が立たないが、紙面のクオリティはうちが上で広告価値が高いため、広告出稿額では絶対に負けない」という自負があったが、それが崩れようとしているから一大事なのだ。


 ご多分に漏れず、新聞広告も不況の波に襲われているが、朝日新聞社の場合、経済部出身で広告担当常務だった久保田泉氏(11年に退任)がトップセールスを展開し、落ち込みになんとか歯止めをかけていた。しかし、同じく経済部出身で後任の和気靖常務が「お調子者のまったく無能な役員で、理屈だけは口からポンポンと出てくるが、実行が全く伴わない」(朝日新聞幹部)との評判で、不況と相まって落ち込みに歯止めがかからなくなったという。

 この和気常務は、広告担当の前はデジタル部門などを担当していたが、ここでもほとんど成果を出せなかった。
ただ、経済部系の「ドン」と呼ばれる箱島信一元社長の覚えがめでたく、週刊朝日での「橋下問題」の責任を取って退任した朝日新聞出版社長だった神徳英雄氏と並んで、箱島派の「助さん格さん」と呼ばれていた。
「記者としても管理職としても和気氏は無能だが、秋山耿太郎前社長は箱島氏から社長を禅譲してもらった恩もあったため、箱島派への恩返しで番頭格の和気氏を役員に抜擢した」(同)というのが実情のようだ。
 
しかし、能力不足の和気氏はどこの部署を担当させても成果を出せず、木村体制では「お荷物役員」となりつつある。このため、木村氏は和気氏を、テレビ朝日系の中核会社である朝日放送(本社・大阪市)に社長含みの役員で送り出す方向で動いている。

朝日新聞、朝日放送を子会社だと勘違い?
 これに困ったのが朝日放送である。朝日放送側も和気氏が無能で役に立たないことを察知しており、「朝日放送の脇坂聡史社長が、朝日新聞側に『和気氏を送り込まれては困る』と猛抗議した」(テレビ朝日関係者)ようだ。その関係者は「朝日放送は朝日新聞の子会社ではないので、役員人事は朝日新聞の意向だけでは決められない。資本の論理では動かせない会社なのに、朝日新聞は勘違いして子会社だと思って、無能な役員や幹部の天下り先として活用している」と語る


 確かにテレビ朝日や朝日放送は朝日新聞の子会社ではなく、持ち分法適用会社である。


朝日人事の妙

政治部出身者と経済部出身者が交互に社長になることが5回続いている。

社会部出身者からは、村山事件のため元常務で朝日新聞社顧問だった美土路昌一が社長を務めた後、社長は出ていない。経済部出身の広岡知男社長の後任の社長レースは、同じく経済部出身の渡辺誠毅副社長と社会部出身の田代喜久雄専務が争って渡辺副社長が勝ち、渡辺社長の後任の社長レースは、政治部出身の一柳東一郎副社長(元田代専務派)と社会部出身の伊藤牧夫専務(渡辺社長派)が争って一柳副社長が勝った。

このことから、政治部内では社会部のことを「朝日の参議院」と呼んでいる。
2005年(平成17年)、経済部出身の箱島信一社長が武富士広告費問題で辞任。
後任には専務三人のうち経済部出身の君和田正夫は別として残り2人の内海紀雄、坂東愛彦、さらに常務筆頭の小林泰宏といった社会部出身からは選ばれず、常務第三席で政治部出身の秋山耿太郎が5人抜きで昇格した。さらに、秋山は就任後ただちに社内を再編成し、社会部を解体した。

制作発信 社会保障・安全衛生コンシェルジェ 特定社会保険労務士 金丸亜紀雄

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • プラダ バッグ

    Excerpt: 女性登用 比率決め公開を…手始めに朝日新聞社から 年金・医療・失業・労災困ったときの助かるブログ/ウェブリブログ Weblog: プラダ バッグ racked: 2013-07-08 12:24