深夜勤務手当の額が自分と友人で違いすぎる?

社会保障相談室102

質問

私は気象予報の会社に勤めています。
始業は午前1時から終業は午前8時までの7時間勤務です。
午前2時から午前5時までは深夜勤務手当がついています。

同じ会社の私の友人は午前9時から午後6時までの8時間勤務ですが、時々私と午前1時に引き継ぎます。
そのときは午後10時から引き継ぎの午前1時までは同じように深夜勤務手当がつくとのこと。
しかしおかしなことに友人の深夜勤務手当の額が私よりずっと多いのです。

私は深夜勤務4時間、友人は週何回かの深夜勤務で3時間ですが…何故か私よりずっと多いのです。
二人とも25万円の月給制で時間単価も同じ1420円とのことです。
何故?
なお二人とも休日は出勤しません。

回答

深夜勤務手当には2種類あります。

①あなたの様に通常の勤務時間が深夜の場合

昼間が通常の勤務時間で時間外勤務として深夜に及ぶ場合

①の場合は深夜勤務手当は時間単価の0.25倍となります。

②の場合の深夜勤務手当は時間単価の1.50倍となるのです。これは時間外勤務手当が1.25、深夜勤務手当が1.25ですので合わせて1.50となるのです。

あなたの場合①深夜勤務手当は1時間1420円×0.25=355円です。
友人さんは②深夜勤務手当は1時間1420円×1.50=2,130円となります。

あなたの1カ月合計深夜勤務手当は31,240円です。
355円×4時間×22日勤務=31,240円

友人さんが10日深夜にあなたと引き継ぐとしたら、63,900円となります。
2,130円×3時間×10日勤務=63、900円


何故①と②の違いがあるのか

深夜勤務は時間外勤務と全く異なる。
社会を維持するためには、日中働く人と夜働く人との両方が必要。
だから、「午後10時から午前5時の間であれば、『たとえ8時間を超えなくても』この時間帯に働けば、深夜割増を支払う」と、なっている。
深夜労働だけなら協定も届出も不要。

同じ割増賃金でも、「時間外労働・休日労働」と「深夜労働」は、その法的性格が異なる。
時間外勤務は法定時間を超えて勤務する、つまり法で定めた時間を超過したものでありこれは36協定など許可を必要としているものなのである。
休日も休養する日であるのに勤務させることは法定外であり割増も多い。

助言

深夜勤務が通常勤務ですので時間外とは異なり単価も0.25なのです。
ですので友人の長時間勤務の上での深夜勤務と比較は出来ません。

しかし毎日の深夜の勤務は健康とか、生活上のハンデも生じ、さぞ大変と感じます。
深夜勤務する方々がいられるので気象も正確になって大きな貢献をなされていますね。

手当の額云々というより現在7時間勤務ですが、この基本給について昼間の8時間者と比較しても少々特殊考慮が少ないかなとも思います。
特殊性を強調し、増額の要望をなされたらいかがでしょうか。

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