どんとこい  特別休暇

社会保障相談室127

自分の会社には有給休暇制度は作ったがまだ慶弔特別休暇作ってなかった。
パートの従業員が忌引きを求めてきて気がついた。
どう対応すべきでしょうか。
自分は良い人材を確保する上でも整備すべきと思っているのですが…


回答

中小企業でも90%の事業所では慶弔等の特別休暇を整備しています。
お考えの通り貴重な人材確保の上でも、従業員の士気高揚の上でも有効な休暇スステムを導入し業績アップにつなげたいものです。

①慶弔等の特別休暇は有給休暇と異なり法定はされていません。
法定外の休暇です。任意で設定されるものです。

②従って特別休暇を有給とするか無給とするかも事業主の任意となります。
多くの企業では有給と扱っているのが現状です。

ご質問の事業主さんにおかれては是非特別休暇は整備し、有給とされてはいかがでしょうか。
その際必ず就業規則に規定してください。
どこまでの親族が対象になるのか該当範囲、法定休日との関係について特別休暇が法定休日に挟まった場合どう扱うか等就業規則で詳細な決まりを明記しましょう。



事例

(慶弔休暇)
第31条  従業員が次の各号の事由により休暇を申請したときは、次の通り慶弔休暇を与える。慶弔休暇に対しては通常の給与を与える。
  
1、本人の結婚     連続する6日以内
2、配偶者の出産    連続する3日以内
3、父母、配偶者、子の死亡   連続する5日以内
4、兄弟姉妹、祖父母、配偶者の父母の死亡  連続する3日以内


(特別休暇)
第32条   従業員が次の各号の事由により休暇を申請したときは、次の通り特別休暇を与える。

1、公民権を行使するとき   必要時間(有給)
2、裁判員として出席するとき  必要時間(有給)
3、天災等により住居が罹災したとき  会社が認めた日数(有給無給はその都度決定)
4、業務に関連する自己研修への参加  法人が認めた日数(有給)

制作発信 社会保障・安全衛生コンシェルジェ 特定社会保険労務士 金丸亜紀雄

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