神奈川新聞のこの記事は何だ…一番重要なポイントに全く触れぬ国際分析ではジャーナリズムが泣きます

チュニジアの最新政治状況


第一局面

2014年12月31日ベジ・カイドセブシ大統領就任

チュニジアは大統領制の共和国であり、大統領は国家元首であると同時に行政府の長も兼ねる。
首相や閣僚の任免権、軍の最高指揮権、国家緊急権、条約の批准権など多くの権限を持ち、国政に与える影響は極めて大きい。

チュニジアの選挙管理委員会は22日、前日行われた大統領選の決選投票で世俗派のカイドセブシ元暫定首相(88)が55・68%の票を獲得し当選したと発表した。
同氏は今後、議会第一党で自身が党首を務める「チュニジアの呼び掛け」に連立による組閣を要請、同国は2011年1月に民衆デモによってベンアリ政権が崩壊してからほぼ4年で、ようやく本格政権の発足にこぎ着けることになる。
投票率は約60%だった。

 大統領の任期は5年。
カイドセブシ氏にとっては、低迷している経済と治安の回復のほか、憲法で規定された民主的な体制を定着させることが任期中の最大の課題となる。
 カイドセブシ氏は1956年の独立後のブルギバ政権で、閣僚を歴任するなど、同国の世俗的な政治エリートを代表する存在で、11年の政変後に勢力を拡大させた、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「アンナハダ」とは激しく対立していることで知られる。


第二局面

平成27年2月5日 神奈川新聞3面  
新生チュニジア誕生   シド内閣発足へ

チュニジア議会は4日暫定政権で内相を務めたハビブ・シド氏(65)を首相とする組閣を承認し、新内閣が発足。
これにより、2011年の「ジャスミン革命」でベンアリ政権崩壊後から続いた政権移行プロセスが完了。
新生チュニジアが誕生する。

 新政権には、議会第1党の世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」と対立してきた第2党のイスラム政党「アンナハダ」からも入閣。
幅広い政党が参画する挙国一致型の連立政権となる。

ジャスミン革命から中東各地に「アラブの春」の政変が波及したが、チュニジアは、独裁から民主的な体制へ移行できる唯一の例となりそうだ。

 低迷する経済と治安の回復が新政権最大の課題だが、昨年の議会選と大統領選で、世俗派とアンナハダの対立が深まり、社会が分断された状態で、シド氏の指導力が政権運営の鍵となる。

フランス公共ラジオによると、チュニジアの呼び掛けからは、タイエブ・バクシュ幹事長が外相になるなど計6人、アンナハダからは1人が入閣。
シド氏は政党に所属していないが、暫定政権で一時内相を務めたほか、べり政権下で農業省や内務省の高官を歴任したため、旧体制回帰を懸念する見方もくずぶっている。



第三局面

神奈川新聞の記事には全くベジ・カイドセブシ大統領のことが触れられてない。
冒頭記載のごとくチュニジアは大統領制の共和国であり、大統領は国家元首であると同時に行政府の長も兼ねる。
首相や閣僚の任免権、軍の最高指揮権、国家緊急権、条約の批准権など多くの権限を持ち、国政に与える影響は極めて大きい。
新生チュニジア誕生と大きく見出しをリードする記事であるからにはこれにふれないことは考えられない。
何故新生チュニジア一番のリーダーたるベジ・カイドセブシ大統領の動向記事がないのだろうか?
神奈川新聞外信部のご意見を拝聴したいものだ。


第四局面

他紙を読む…分析が大違いだ こちらは正確に大統領の動向を把握し報道している。

カイロ時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は5日、ハビブ・シド氏(65)に新首相として組閣作業に入るよう要請した。
国営TAP通信などが伝えた。
新首相は、チュニジア初の本格的な自由選挙で選ばれた大統領と二人三脚で国政運営に当たる。
 
シド氏は旧独裁政権下で情報畑を歩み、2011年のベンアリ大統領失脚後、暫定政権の首相となったカイドセブシ氏の下で情報相を務めた。国内でのイスラム過激派対策を重視する世俗派の大統領や与党の意向で起用が決まった


制作発信 社会保障・安全衛生コンシェルジェ 特定社会保険労務士 金丸亜紀雄





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