雇用保険にいつまで遡り加入出来ますか?事業主さんは「雇用保険適用事業所情報提供請求書」の活用を

社会保障相談室116

私は会社に入社以来3年間雇用保険に入っていませんでしたが、週20時間以上は最初から働いていますので雇用保険加入して欲しいこと社長さんにお話ししましたら、加入しましょうと言っていただきました。
会社の事務の方からいつから入る?今月、来月、遡る?と聞かれ困ってます。
会社の方には、私は分からないので本人希望とかでなく法律通りに自然体にお願いしますと答えました。
このような場合いつから加入するのが良いのでしょうか。原則法的に正しくですが…

回答

2年前まで遡れる場合

雇用保険の遡り加入は良くあることです。
法的に2年前までは遡り加入可能です。
週20時間以上が加入条件になってから事業所でも見直しが進み該当者を中には遡り加入さえています。
労働保険の保険料清算が修了していますので、これの訂正をすることになりはなはだ事務量が多くなってしまいますが、従業員のため、コンプライアンス遵守の為取り組む会社も出ています。

貴殿の場合、3年前、入社時の労働契約書を見直してください。
労働時間が明らかに週20時間以上になっているかどうか。
会社側は賃金台帳、労働者名簿、出勤簿及び遅延理由書などもハローワークから提出要請されます。

認められれば改めて過去の保険料を一括事業主さんに支払い、事業主さんは正規の労働保険料を訂正支払います。


3年前まで遡れる場合=

中には事務的な誤りから3年前から雇用保険料控除されていたのにもかかわらず加入手続き忘れてしまっていたケースもあるますが、
このような場合は、賃金台帳により雇用保険料控除が証明されますので、出勤簿、労働者名簿、労働契約書提出に合わせ遡り加入が認められます。

従業員にアドバイス

週20時間以上といっても、同時に離職の日以前2年間に雇用保険の被保険者期間月(賃金払いの基礎となった日数が11日以上ある月)が通算して12か月以上あることが必要ですので、短時間勤務者はこれをクリアしていないと雇用保険加入の意味がありませんのに大注意下さい。

事業主にアドバイス

管轄従業員の雇用保険加入はなかには事務のミスにより手続きを忘れているケースも多いもの。
従業員の出入りの多い職場、正規、非正規、短時間、派遣など入り乱れている職は要注意です。
漏れのないように、加入状況点検を定期的にお願いいたします。
ハローワークに行き
雇用保険適用事業所情報提供請求書をいただき、①現在の取得者、②喪失者、③取得者喪失者全の区分で、年齢順、アイウエオ順、取得順等の選択を申し出て明確化してください
ハローさんから「事業所別被保険者台帳照会」を事業所番号、事業所名称により打ち出して頂きます。


制作発信 社会保障・安全衛生コンシェルジェ 特定社会保険労務士 金丸亜紀雄


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