あの時は袖にして、今度はいの一番に接近…中国最高指導者のロシア訪問の現金度

平成25年3月23日 朝日新聞37面
習主席 尖閣連携狙う  ロシア大統領と会談


中国習近平国家主席は、22日最高主導者として初の外遊でロシアを公式訪問し、プーチン大統領と会談した。
中国は経済やエネルギー分野で深まる両国関係をテコに、尖閣諸島などを念頭に領土問題での連携を呼びかける姿勢。

プーチン氏は、経済発展が両国民の利益に合致すると強調した。
習氏は、我々は国家主権を守ることについては断固として、あらゆる国を支持しなければならないと訴えた。

モスクワで講演

ロシア訪問中の中国の習近平国家主席は23日、モスクワ国際関係大で講演し「(中ロ両国は)第2次世界大戦の勝利で得た成果と戦後の秩序を守らなければならない」と述べ、沖縄県・尖閣諸島をめぐり対立する日本をけん制した。

 中国は日本政府による尖閣諸島国有化などの動きを「戦後秩序に対する著しい挑戦」(中国外務省)と位置付けて批判を展開している
。「敗戦国」の日本との間で北方領土問題を抱える同じ「戦勝国」のロシアと第2次大戦の歴史観を共有し、日本に圧力をかける意図がある。

何故最初にロシアだったのか?

2012年10月
プーチン特使として側近パトルシェフ安全保障会議議長が来日。
日ロ安全保障分野協力強化で合意。
同氏は韓国、ベトナムも訪問。

一連の外遊は、中国をけん制する中国外しの動きだったと外交筋は解説した。

プーチン大統領は柔道用語の「引き分け」を駆使するなどして北方領土問題の解決に意欲を見せている。

習主席は、第二次世界大戦戦勝国を持ち出してまで、尖閣諸島は歴史問題だとする中国の主張をロシアにも共有させたい狙いは明らかである。

両氏の姿勢は微妙に異なる。

1971年当時共産主義イデオロギー路線上でソ連と中国は深刻な対立を起こし、ついに両国国境線に軍事衝突も発生、中ソ危機の様相を呈した。
中国は米国に大接近し、後市場主義も導入、ソ連は崩落へ道を辿った。
この米中大接近のキイが沖縄返還だったのは当ブログで発信したが、現金高い中国の動きはそんな過去は忘れ去り、今度はロシアに接近し取り込もうと躍起。
ロシアは先手を打って日ロ接近を図っている。

プーチン大統領

柔道について「柔道は単なるスポーツではない。柔道は哲学だ」と語っている
また、少年時代は喧嘩ばかりしている不良少年だったが、柔道と出会ってその生活態度が改まったと述懐している。
大統領になってからも、大統領以前に書いた『Учимся дзюдо с Владимиром Путиным (プーチンと学ぶ柔道)』という本を出版しており、その中で嘉納治五郎、山下泰裕、姿三四郎を柔道家として尊敬していると記している。得意技は払腰。

北方領土問題をめぐってプーチン氏は昨年3月、朝日新聞などとの会見で「引き分け」という日本語を使って解決に意欲を表明している。プーチン氏はこの日の会談で「引き分けとは、勝ち負けなしの解決だ。双方、受け入れ可能な解決を意味する」と説明した。


習主席の訪日歴

2009年12月14日に日本を訪問し、中国側は天皇との会見を要請。
12月15日には会見が行われた。
11月20日、楊潔篪中国外交部長(外務大臣に相当)が民主党幹事長小沢一郎に訪日成功のための協力を要請。小沢は党サイドからサポートすると回答]

•11月26日、中国側が会談を要請。

•宮内庁では日程調整と天皇の健康管理の観点から「1ヶ月ルール」と呼ばれる慣例が設けられており、1ヶ月前までに文書で正式要請することを求めているため、日本側は「訪問まで1ヶ月を切っている」として一旦は断ったが、中国側は「習副主席訪日の成否がかかっている」と重ねて会談を要請。

•12月7日、崔天凱在日中国大使が国会内で小沢に天皇との会談の実現を要請、小沢が平野博文官房長官に電話で伝え、平野は、10日夕方に、羽毛田信吾宮内庁長官に中国大使の要請を伝達。

•鳩山由紀夫内閣総理大臣は宮内庁に会談実現を要請、会談が実現することとなる。

•宮内庁は、「苦渋の選択。二度とこういうことがあってほしくない」と不快感をあらわにした。
派手さを好まず質素で倹約家だといわれている。

趣味はサッカーと囲碁

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