紙おむつ 危機を乗り越え明るい年に  介護最大の課題に朗報

まずは,介護、紙おむつの現場に明るい話題…

朝日新聞平成24年12月18日 8面
介護向けの排泄物消臭剤」開発 発売に

育児・介護用品大手ビジョン社は、介護向けの排泄物の消臭剤「香り革命」を12月20日から全国で発売する。
スプレータイプで、部屋やおむつなどに吹きかけて使う。
価格は1,050円。
便に含まれる臭気成分はジャスミンの花など植物の香りにも含まれていることを利用し、いやな臭いをフローラルの香りに変える。


平成25年1月6日朝日新聞 4面 波聞風聞欄
スピンアウト 「眠れる宝生かせるか」

デフレ脱却には企業が魅力的なものやサービスで真新しい需要を創造するほうがずっと効果がある。
その点で日本の潜在力は案外と大きい。
装着型ロボット研究の第一人者山海嘉之筑波大学教授は、9年前自らサイバーダインを設立。

人の運動意志を読みとり、弱った身体機能を補助して拡張するロボットスーツHALを開発した。
患者の歩行支援として全国の病院や福祉施設で試験運用中。
腰痛に悩む介護士には腰専用機も開発した。
医療機器として販売するための治験も近く始める。


大学の研究成果を生かし別会社組織を設立するスピンアウト方式の成功例だ。
このような成功例は少なく、大学や会社の中で研究した成果の多くが死蔵したままである。
この眠れる宝を開放し、起業家に委ねたらどうだろうか。
1つでも2つでも世に花咲かせたい。
政府もこの面で規制を緩和し税制等でも優遇するなど環境整備の後押をして欲しい。
お金をばらまくよりずっと有効なデフレ対策となろう。


昨年末突然襲った紙おむつの危機 

 買いだめ  買い占め騒動寸前に…
平成24年9月29日日本触媒姫路製造所で爆発火災が発生した。
直後 スパー、ドラッグストアなどに早くも紙おむつの購入の動きが始まった。
同工場は日本で唯一、世界でも屈指の紙おむつ原料を製造していたから。


<姫路工場爆発>消防隊員1人死亡 重軽傷者30人

 29日午後2時35分ごろ、兵庫県姫路市網干区興浜(おきのはま)の日本触媒姫路製造所で、化学物質を貯蔵するタンクが爆発した。「タンクから白煙が上がっている」という、製造所からの通報で現場に出動していた姫路市消防局の消防隊員1人が爆発に巻き込まれて死亡し、消防隊員、従業員、警察官の計30人が重軽傷を負った。県警は爆発の原因や経緯を詳しく調べている。

 県警によると、死亡したのは網干消防署の山本永浩(ながひろ)消防副士長(28)=同県高砂市高砂町栄町。他に従業員2人が重傷、消防隊員18人、従業員8人、県警網干署員2人が軽傷を負った。
全員男性という。

 県警網干署や製造所によると、爆発したのは、アクリル酸を中間貯蔵している円柱形のタンク(高さ約5.6メートル、直径約4.2メートル)。
アクリル酸は、紙おむつに使う高吸水性樹脂や塗料の原料という。

 従業員が同日午後1時前、道路を挟んだ管理棟でタンク内の温度の上昇を確認、白煙が上がるのを目視した。同社は、社内の自衛消防隊を出してタンクへの放水を始めた。午後1時45分には、消防に「白煙が上がっている」と状況を連絡した。

 コンビナート火災と判断した消防は午後2時過ぎ、消防車など9台を出動させ、放水作業のためにタンク周辺に配置した。午後2時35分ごろに爆発が起きた際、消防が放水を始めていたかどうかは不明という。その後、近くのタンク2基も炎上するなどし、午後10時35分ごろ、鎮圧した。

 従業員ら重軽傷者8人が搬送された製鉄記念広畑病院の中村雅彦医師(48)によると、爆発で飛び散ったゼリー状の化学物質が皮膚に付着し、やけどを負った人が多いという。

 
姫路工場爆発、40分通報せず…初動遅れ「自分たちで冷却できると思った」

 兵庫県姫路市の日本触媒姫路製造所で、消防隊員1人が死亡し、多数の負傷者が出た29日の工場爆発で、同社の幹部は30日、初動対応に遅れがあったことを認め、謝罪した。
白煙発見から消防などへの通報が40分以上遅れたことについて「自分たちで冷却できると思っていた」と説明。
見通しの甘さが浮き彫りになった。
また、製造所の停止により、紙おむつ原料の供給に支障が出る可能性もあり、利用者への影響も懸念される。
 
「ここまでになるとは思えなかった」―。大阪市の日本触媒本社で行われた会見。
爆発した姫路製造所で、今春まで所長だった尾方洋介専務執行役員(63)が出席。
苦渋の表情で振り返った。

 尾方氏は、会見の冒頭で頭を下げ陳謝。
その後の質問は通報までの経緯に集中した。
説明によると、アクリル酸を貯蔵する製造タンクの近くにいた従業員が、上部に白煙を確認したのは29日午後1時ごろ。
だが、防災管理課が網干消防署へ通報したのは同1時40~45分ごろと、40分以上遅れた。
その間、自主的に放水をしていたという。

 石油コンビナート等災害防止法に基づく規定は、温度が異常で制御不能な場合には、通報を義務付けている。
尾方氏は「自分たちで冷却できると思っていた。
結果的にはすぐ通報すべきだった」と初動対応のミスを認めた。ただ「規則からの逸脱があったかどうか、判断は難しい」など、細かい点は歯切れの悪い答えに終始した。

 火災は30日午後3時半ごろ鎮火。
爆発で網干消防署の山本永浩消防副士長(28)が焼死。
この日、新たに消防隊員5人が軽いけがをしていたことも判明し、消防隊員の負傷者は23人、全体の負傷者は35人となった。
1人が重体。兵庫県警は同日、業務上過失致死傷容疑で、製造所を家宅捜索した。
また、姫路市は消防法に基づき、29日付で製造所全体に異例の緊急使用停止命令を出した。

 一方、製造所の生産停止で、紙おむつ業界への影響が懸念されている。
尾方氏は生産再開について「まず社会に安全対策を示す。
いつとは言えない」と生産停止が長期化する恐れを示唆した。
同社によると、紙おむつの原料となる高吸水性樹脂は、同社の生産能力が年間47万トンで世界トップ。
うち、爆発のあった姫路製造所が32万トンを占める。
「姫路製」は、世界で2割程度という大きなシェアを持っている。

 国内で高吸水性樹脂を生産するのは姫路だけだが、事故で全プラントが停止。
海外工場は「9割以上」の稼働率のため、急激な増産は難しいという。
尾方氏によると、樹脂の在庫は1か月分弱。原因究明や安全対策が進まず生産停止が長期化すれば、原料供給もストップし紙おむつメーカーに影響が出る可能性があり、消費者へ波及する恐れも出てきた
【スポーツ報知 2012年10月1日(月)】

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