66歳の高年齢者を雇用するが留意事項は?


社会保障相談室76

質問

正規職員として66歳の方を知人の紹介で採用します。
このような高年齢者雇用は初めてです。留意事項は?

回答

①法人の場合=正規職員は必ず厚生年金保険、健康保険の社会保険並びに労災保険、雇用保険に加入させなければなりません。
しかし65歳以上の方は雇用保険には加入出来ません。
非正規職員は労災のみの加入で社会保険の加入義務はありません。
ただし週20時間以上の勤務時間で6カ月以上の雇用見込みがある短時間労働者は雇用保険に加入させなければなりません。この場合も65歳以上の方は雇用保険には加入出来ません。

②個人事業の場合=従業員5人未満か5人以上かで異なります。
5人以上の場合は、正規職員は厚生年金保険、健康保険の社会保険並びに労災保険、雇用保険に加入させなければなりません。
ただし65歳以上の方は雇用保険には加入出来ません。
5人未満の場合は厚生年金及び健康保険並びに雇用保険は加入しなくても良い。
労災保険のみの加入となります。ここでも65歳以上の方は雇用保険には加入出来ません。

③65歳以上の方の雇用保険について
(1)65歳に達した日以後に雇用されるものは雇用保険の適用から除外されます。
(2)65歳に達した日の前日から引き続いて65歳に達した日以後の日において雇用される者は高年齢継続被保険者となる。

※4月1日において満64歳以上の高年齢労働者を免除対象高年齢労働者と言い、雇用保険料について労使とも負担が免除される。

④高年齢継続被保険者の求職者給付

○受給資格=離職の日以前1年間に被保険者期間が通算して6カ月以上ある場合

○受給期限=離職の日の翌日から起算して1年限り。

○求職者給付金=指定された支給日に一時金として支給。
算定基礎期間1年以上は基本手当日額の50日分
算定基礎期間1年未満は基本手当日額の30日分

66歳の方を知人の紹介で雇用されたとのこと。
これがシルバー人材センターからの派遣であった場合貴事業所は次のメリットを享受出来ます。
①法人個人事業どのような事業形態に係わらず社会保険に加入義務は全くありません。
②同様に労働保険にも全く加入義務はありません。
③派遣のような年数制限もありません。
④請負のような指揮命令監督の制限もありません。
⑤給料計算の手間もありません。
⑥シルバー人材センターには日本の高度成長を支えた優秀で貴重な人材が豊富に登録され出番を待ってます。

シルバー人材センター平塚市生きがい事業団は大不況の影響をむしろ好材料とし驚くような右肩上がりで受注が増加しております。その理由は上記が全てでしょう。ぜひ貴事業所でもご活用を。

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