中国食品はこれほど安全:統計上世界で最も安全で国産よりずっと良いのに何故危険大合唱

中国食品はこれほど安全:統計上世界で最も安全で国産よりずっと良いのに何故危険大合唱

ポプラ社発行 荒川充著「食品の迷信」245ページ

1、フードファディズムが日本を覆う

テレビ番組「発掘あるある大辞典」による納豆騒動に見られるように、ある食品を食すと健康になるような科学的根拠ない極端な健康思考に現代日本人は陥っている。
視聴率稼ぎも戒められなければならないが、疑うことをしない消費者も大いに問題がある。
このフードファディズムは逆になると今起こっている中国食品は危険という大合唱。


2、一番安全なのが食品:世界で一番食品安全規格にうるさい日本


死亡率1位=悪性新生物、2位心臓疾患、3位脳疾患 交通事故8,000人、他殺600人、自殺3万人   食中毒事故=5人(1,023件)5人の内容は全て天然の毒…フグ、キノコ等
日本は残留農薬、食品添加物の規制についてポジティブリスト制度を採用し、原則全て禁止としている。(ネガティブリスト制度の場合は一定の農薬を規制し他は野放しとなる)

3、中国食品の統計からの安全性分析


①厚生労働省調査 2006年輸入検疫での食品衛生法違反
輸入品全体平均0.77%、中国食品は0.58 …輸入品全体よりずっと低い事実
②上記の違反率状況
1位 カンボジア33%、2位バングラデシュ30%、3位エクアドル26%
19位アメリカ1.32%  20位オランダ1.30 26位イタリア0.75%
30位中国0.58%  31位豪州0.56% 32位仏0.51%
  
③米国輸入拒否リスト…FDAによる検疫違反統計
1位ドミニカ 2位インド、3位デンマーク 、4位日本
5位ベトナム 6位中国
米国でも中国食品より日本食品の違反割合が高い事実

4、食品工場の実態

日本に輸出する中国の工場は全てHACCP規格、ISO規格による国際的な衛生、管理基準の認証を得ている。
世界最高水準の衛生管理体制にあるのが中国食品工場(日本向け)の事実。
一方、日本の食品工場のほとんどは前近代的な町工場。余り儲からないので設備投資が少ない。日本に多いサービス残業や偽装管理職などの劣悪労働環境は中国になくむしろ良好である。
  
HACCP規格=ハザード危険、アナルイシス分析、クリテカル重要、コントロール管理、ポイント点の国際規格食品衛生管理 FAOとWHOが各国に推奨

5、有機栽培、無農薬栽培の表現は法律違反


2003年農林水産省ガイドラインで有機栽培、無農薬栽培の表現は法律違反とされた。一切の残留農薬を含んでないと誤解するからである。しかし罰則がないので
今もこの有機栽培、無農薬栽培の表現が使われている。正しくは特別栽培である。
特定の農薬30種類は今も使用が許可されていて有機でも無農薬栽培でも使用が許さ
れている。

6、メディアの報道姿勢

米国紙ニューズウィーク2007年10月3日号
「科学を無視した安全安心ヒステリー、危ない食品は本当は危なくない
健康被害のリスクと基準値の正しい考え方がない。わざと消費者に恐怖をあおっている。
週刊現代2007年9月22日号
上記3のFDA資料による中国製品の安全度を公表している。
これらの記事以外は膨大な記事で判を押したように中国輸入食品の批判と国産崇拝に終始している。

7、国産品売り込む為の恐怖商法


怖い農薬野菜、体に悪い添加物、虫も食わない遺伝子組換食品、危険化学合成品等
一方国産品は天然、無添加、有機栽培として安全安心をうたっている。そして高い価格帯を設定。
フードファディズムを都合よく利用している。

8、賢い消費者に 

①00は危険を鵜呑みにしない、疑うのは逆にメディアである

②改めて食品は安全です、流通している食品は安全である

③事実を確認せよ、感情でなく論理で、情報に無防備過ぎるな

④体験談こそ要注意

⑤日本人の思考停止=経験則、科学的に、うわさから真贋を冷静に判断すること
中国ウナギを毎日10キロ30年間食べ続ければ危険=これはありえない話
逆に無農薬国産を無条件に安全と思い込む

⑥安全に敏感な方ほど国産、天然、無農薬、無添加有機を安全と思い違いしている

⑦値段高くても安全とは限らない
安全だから国産が高くてもしょうがない、これは偏った世論形成
コメンテナーの勉強不足お気楽発言に惑わされないこと。

⑧産地ブランド:国産信仰をやめ輸入食品の安全を見直し自分の5感で判断
表示にも騙されないこと。特に飲食店の産地表示には疑問を持て。
現在でも日本の食の安全基準とサービスは世界トップクラス。満足度をこれ以上高めモンスター化させ、節度を越えた要求水準だけは避けるべきである。

年間死亡者=自殺者3万人、交通事故8千人、食品事故では5人
それも天然で。それほど安全なのが日本の輸入も含めた食品である。
チリ産けっこう。アラスカ産けっこう、モロッコけっこう、むしろ世界中のおいしい食品が食べられる幸せなのである


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第5章  法律行為

第136条 「期限の利益及びその放棄」

期限は、債務者の利益のために定めたものと推定する。

2 期限の利益は、放棄することができる。これによって相手方の利益を害することはできない。

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この記事へのコメント

千洋
2008年08月01日 13:31
すばらしい、読んでいて気持ちよかったです。
冷静な視点で書かれたものが少ないだけに非常に貴重ですね。
 
2008年12月16日 15:20
ひとつの意見としては合ってもいいと思いますが、
私はこれを「冷静な意見」と取るには性急と感じました。
一方的にメディアや世間に流されないとする反骨心は伝わってきますが、
日本人としては国産を応援したいという気持ちの方が強いですから。
 
2009年10月16日 14:58
マスコミやメディアに対する偏見で逆に意固地になっているようにも取れます。たしかに統計上安全と言う数字がでていても、
近年の毒入り冷凍餃子や、毒入りミルクで実際の被害者が出ている事実と、
中国政府の責任逃れ&責任転嫁について、中国政府を信用する事はできません。私は食に対して国産信仰ではありませんが、中国産はだけは避けたいと思います。

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