開業シリーズ  Ⅳ 成功する起業:Q&A200

開業シリーズ  Ⅳ 成功する起業:Q&A200

九天社発行 吉川達夫編著 「成功する起業:Q&A200」306ページ
2007年11月6日初版




第1章、起業計画の立て方、
第2章、起業に成功するためのQ&A200
第3章、起業の基礎知識


では第1章から…

最初に外は「灼熱の砂漠か猛吹雪」うっかり飛び出すと干からびるか凍死が待っている世界が起業。それなりの会社を辞め起業することはそういう現実との大きなギャップが待っている。

会社の様々な機構が関わっていた仕事を一人でやることになる。
手の内にあったシステム、設備、環境が遠いところに行ってしまう。
懇意にしていた業者も居留守を使われてしまうはめに。

起業には目的と動機が絶対。猛吹雪に登山を試みるからには十分な計画、装備、準備が必要である。

①期限
②何を
③どういうふうに
④資金

(1)地盤=商品力、サービス水準
(2)看板=人脈、営業
(3)カバン=自己資金、調達資金

3年間の大つかみの損益予測、資金繰り計画を立てる。怪我と弁当は自分持ち。
00殺すに刃物はいらぬ、3日も雨が降れば良いにはならぬようくれぐれも準備シテスタートを。



次に第2章が核心

①、開業=20問答
②、業種=28
③、販促=43
④、経営=14
⑤、財務=29
⑥、人事=26
⑦、法務=30


部門別に詳細な質問が出されそれぞれ簡潔な回答が記述されている。
質問20などは「退職を認めてくれない、どうしたら良いか」とか、質問190「パソコンのソフトを別なパソコンにインストール出来るか」など実に具体的な設問がかなり出されている。開業のノウハウというより周辺常識の問答集みたいである。
恐らくこういう質問が事務所レベルでは収集されていたのであろう。
私が社会保険事務所応援勤務に出動したとき、最初に受けた質問が「駐車場は近くにないか」であった。市民アカデミーでも最初の質問は「寝たきりの方の年金をどう受け取ったら良いか」であった。どちらも年金問答集にはなかった。法制度の見地からではなく、実際世間の生きた常識見地からの質問であった。
200の問答集もそういう見地から収集されたと見た。

第3章は基本情報

リスク、設立申請、法律知識、人材起用、輸入、税務の6部門について基礎知識が記述されている。それぞれ専門知識であり、当然専門家を起用し、自分は本業専念の理想体制とすべきである。
そこで弁護士法律事務所、会計事務所、税理士事務所、司法書士事務所、経営コンサルタント事務所が著者事務所として307ページに紹介されている。
人事編、人材起用編と非常に重要なマンパワー部分があるが、残念ながらこの部門の専門家社会保険労務士は起用されていない。

付録が実はポイントだった

付録に許認可一覧、ベンチャーキャピタル一覧など得がたい詳細資料が出色である。
医療、食品から労働、教育まで許認可申請の名称、関連法令などここの部分の解説だけで貴重な起業本になるだろう。
起業するにあって手元に置きたい一冊と言いたいが、社労士が紹介されていない点で控えるか。


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自由国民社発行「口語民法」に学ぶ

第5章  法律行為

第118条 「単独行為の無権代理行為」

単独行為については、その行為の時において、相手方が、代理人と称する者が代理権を有しないで代理行為をすることに同意し、又はその代理権を争わなかったときい限り、第113条から前条までの規定を準用する。
代理権を有しない者に対しその同意を得て単独行為をしたときも、同様とする。

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