年金医療厳しい時代に知っておきたいミニミニ情報② 年金保険料免除制度はこんなにお得

第2回  年金保険料免除制度はこんなにお得。万一の障害や遺族に絶大な威力

国民年金未納問題の大騒ぎはまだ記憶に新しいが、最近の保険料免除制度を悪用して分母操作による年金収納率アップ偽装を行った社会保険庁の行為は大切な年金への国民の信頼を失うもので、全く残念でならない。
国民年金の収納率の経過を調べると1997年頃まで80%近い収納率が確保されていたが、2000年73%、2002年には62%と激減している。
実はこの収納率の低下エポックの1997年平成12年4月1日地方分権一括法の施行に伴い国民年金、厚生年金の事務委任が都道府県知事から国直轄の地方社会保険事務局長に移されたのである。自治体の保険年金担当課年金徴収員の方々が小まめに地域を回りそれこそコツコツ収納に努めて結果を出していたものでした。「明日年金保険料いただきに行くからね」と声を掛けての身近な徴収は信頼の原点だったと思います。

さて悪用されたがせっかくの免除制度、これが実に大きなメリットがあるので紹介いたします。
2006年7月からは多段階免除制度も実施され、より納付されやすい環境も整った。
従来からの全額免除、2分の1(半額)免除に加え、4分の1納付、4分の3納付の新しい段階が加わった。全額免除の期間は年金額が3分の1と(支払ったと同様に)計算される。4分の3納付は年金額6分の5、2分の1納付は年金額3分の2、4分の1納付は年金額2分の1に計算されるのである。
各免除は所得基準をクリアしなければならないことはもちろんであるが未納のままとは大違いである。
一番大きいのは障害基礎年金、遺族基礎年金が未納では受けられないが、この免除制度を利用している時は全面的に適用される。免除期間中万一の事故で障害が発生したような場合、障害基礎年金1級なら年額990,100円が支給されることになる。これが生涯続くとなると免除を受けているなしでは人生設計上雲泥の差が生じる。

この他免除制度には夜学や通信生も含めた学生納付特例制度や30歳未満者納付猶予制度などもあるので納付出来ない事情がある際は諦めずにぜひこれらの制度を活用し万一に備えてください。        
                 
お問い合わせは社会保険労務士 金丸亜紀雄まで
                 090-1250-8471

本稿は湘南ホームジャナル誌に平成18年11月24日掲載されたものです。

質問
免除受けるのに収入の程度があるとのことだがどの位か、またどこで申請するのか?

回答

免除の申請には市役所の保険年金課へ印鑑を持参して行ってください。
あなたは申請書に住所氏名を記入するだけです。市役所であなたの収入は把握していますので、収入欄は市役所の方で記入してくれます。
その後自動的に書類は社会保険事務所にまわされ、全額から4分の1までの
段階もあなたに有利なものを国の方で判断し適用されます。
ご自分で2分の1にしたいなど希望があれば申請の際丸をつけておいてください。
このように簡単に免除の手続きは出来ますよ。

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