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貰えるのに貰ってないのは貰っていること…老齢基礎年金繰り下げ者が死亡したがもらっていた扱いに 

2016/07/20 21:23
社会保障相談室125

国民年金老齢基礎年金を繰り下げていた夫が死亡した。
65歳から受給できるのに敢えてもらわず、繰り下げし70歳から42%増額した年金をと考えていたのに…
何も貰わず死亡した夫は国民年金保険料料を完納していた。
さてその場合残された妻に寡婦年金が支給されるのでは?
何故支給されないのか❔


回答 NO 担当当局の本事案取り扱いはNO

何故NOか…
夫は満65歳に達し、老齢基礎年金の受給権を得ていた。

つまり死亡した夫は、現実に繰り下げ受給していなくても、受給権発生した時点で受給していたとみなす。
貰えたのに敢えて貰わなかったことは未受給ではなく受給したとみなすべきであり、未受給を前提とした寡婦年金は生じない。


※寡婦年金は、死亡した夫が老齢基礎年金を受けるために支払った保険料が掛け捨てにならないよう、遺族となった妻に支給される、妻満60歳から満65歳までの有期年金です。

寡婦年金の受給要件=
次のすべてに該当する場合に支給されます

@死亡した夫の国民年金の第1号被保険者としての保険料納付済期間と保険料免除期間を合わせて25年以上 
A死亡した夫が障害基礎年金の受給権を有したことがない

B死亡した夫が老齢基礎年金を受給したことがない

C死亡した当時、夫によって生計維持されていた妻であること

D死亡した夫との婚姻期間が10年以上継続していたこと

E妻が老齢基礎年金を繰上受給していないこと


※亡き夫は実際に貰っていないのに…しかし貰えるのに貰わなかったのは貰ったものとみなすとは…
妻が現実的には受給してない夫の老齢基礎年金を意識するのは夫が死亡してからと考えられる。

ならば、夫の年金をもらう権利は夫が死亡してから初めて成立し、それまでは年金をもらう権利は存在しないので、妻には夫の未受給前提の寡婦年金をもらう権利があるのではないか…

しかしそうではない。
夫は繰り下げ時点で老齢基礎年金は受給したと同様にみなされる扱いとなる。
これが担当当局の本事案に対する考え方であり取り扱いとなっている。

繰り下げは寿命に自信がある方が選択することが多いだろう。
本例のような事例は極小ケースだろうが、しかし何があるか分からないのも人生。
年金相談は正に人生相談である。
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